今の若者にも聞いて欲しい
昨今、もちろん発展的ではありますが、80年代様の音楽をよく耳にするようになりました、まさに温故知新。ってことで今回は、私が音楽に全身どっぷりはまっていた90年代初頭の音楽もいいよ!ということで2組のバンドをご紹介します。同世代も結構知らない2バンドです。
当時私はお金がなくてCDが買えなくテープに録音して聴いていたため現在は音源がなかったのと、ジャケットの写真も載せたかったので再度安く購入(メルカリありがとう!)し、今聴きながらこのブログを書いています。
1組目はDAMN YANKEES、あっという間に解散してしまった、当時流行のこてこてアメリカンハードロックバンドです。
改めて聴いてみると、やっぱりいい!メロディーもリズムも、これこれ!ってやつです。なんという元気っぷり陽気っぷり、最近いろんな可能性が薄れっていっているのかなぁ…と憂いている自分がアホに思えるくらい元気で陽気なメロディー達、そしてハモるハモる、ロックな演奏にのせて心に響くメロディーを元気に歌い、ハモる、本当に力がみなぎってくる楽曲達です。ファーストアルバム『DAMN YANKEES』は最初の4曲でノックアウトです。
2組目はGALAPAGOS、こちらもあっという間に解散してしまった日本のバンドです(実はファーストアルバムで解散予定だったから、結構もったのか)
女性ヴォーカルのバンドで、なんとこの女性!一時洋楽にどっぷり陶酔して自分的にランキングがかなり下がったものの、やはり神だ!と再認識、ランキング上位に返り咲いている日本の至宝、伝説のバンド、BOOWYのギタリスト布袋 寅泰氏(前振りが長い…)の実の妹さんです。
GALAPAGOSの存在は、生まれて初めて行ったライブ、布袋 寅泰氏のセカンドアルバムツアーの前座で出ており、そこでいきなりライブで知ることとなります。私は当時、前座という存在も知らず、おー!出てきた!布袋~!と思いきや違う人達で、この人たち誰だ?と思っていましたが、代表曲DOWN BY LAWが演奏が始まると、ん?おっ?上手いぞ⁉いいぞ⁉いいぞー!と一発で心奪われた記憶があります。その後、一緒にライブに行った友達が速攻で音源を入手し、私もテープに録ってもらい一時ヘビーローテーションしてました。
懐かしむように再度聴いてみますと、バンドブーム期の音ですがやはりライブ音源はとてもグルーブ感があり、ファーストアルバムはジャングルビートというリズムと独自のサウンドで異才を放っており、やはりいい楽曲達。そして2、3枚目のアルバムになると、その後に世に出てくる実力派アーティストと共通する表現も伺えます、影響を与えたのか、GALAPAGOSが前衛的であったのか…実際、もう少しブラッシュアップしたら、当時よりも今の方が売れるんじゃない?と感じてしまいました。
手短ですが、いかがだったでしょうか。もちろん最近の音楽も素敵ですが、なんか刺激が欲しい、新たな楽曲に出会いたいという方にはお勧めの2バンド。特に今の若者がこれらを聴いてどう思うかはとても気になるところです。何人かの心には、ぐさ!っと来るはず、いい楽曲は時代を超えます。
追記:後日、職場で3歳の息子にこの2バンドの音楽を聴かせたら、治療台の上に上がりギタースタンドをマイク代わりにノリノリで歌う真似してました。息子には響いた様子、良かったー。