音色のある部屋

音楽・ギター好きのブログです。

自分的、邦楽ベストアルバム6選!!

 本日は、齢46歳の私が選ぶ邦楽ベストアルバム6選です。

 基本的には洋楽好きなので、洋楽も入れると好きなアルバムが多すぎて収拾がつかなくなるので、邦楽、しかもかなり前の邦楽アルバムです、完全に独断です。最近のものはマスメディアにお任せで、同年代以上には共感や批判を、そして以前のブログ同様若者だけでなく、老若男女に聴いて欲しい6選です。5選くらいがキリがよく私も5選にしていたのですが、どうしてもこれも入れなければという強い思いに駆られましたので(その理由は後程)

 選考基準は純粋にアーティストと曲が好きであるともう一つ、アルバムを通して聴いていてスキップしたくなる曲、いわゆる自分的捨て曲が少ないということです。ではスタート!


 まずはこの2枚!、あ、2枚ずつ時代をさかのぼっていく感じでご紹介します。

 上:Mr.children(ミスター・チルドレン)アルバム名:Atomic Heart
 下:MY LITTLE LOVER(マイ・リトル・ラバー)アルバム名:evergreen

 まずは今でも音楽シーンの最前線いるアーティストMr.childrenミスチル)、30代後半~50代はどストライクなグループですよね。今や20枚のオリジナルアルバムがある(たぶん)中でも、やはりこれですね。4枚目のアルバムでオリコン初の1位を獲得、名曲『innocent world』と『CROSS ROAD』が収録されています。以外にも『CROSS ROAD』はオリコン最高6位なんですね、楽勝1位かと思ってました。
 今やどこにでも存在する音楽感、当時は時代的にかなり異色だったんです。バンドブームが陰りをみせているもの、デジタルを駆使した未来的音楽やヴィジュアル系ミュージシャン全盛の時期です。そこにひょいと現れてきました。とても懐かしく、だけどとても新鮮、同時期に世に出てきた『スピッツ』と共にこの言葉がぴったりの音楽感を与えてくれるグループでした。いわゆるポップロックですね。その後の音楽シーンにどれだけ大きな影響を与えたかは、みなさんご存じの通り。
 私がこのアルバムを選ぶ理由は、やはり美しいメロディーと皮肉めいた歌詞の調和。ロックな曲とポップな曲が上手くブレンドされており、1枚を通して全く飽きがきません。最後の曲『Over』が終わった後の余韻は、なんとも複雑な気持ちになります。心に静かに、でも熱く何かを連想させ、連動させ、沈黙させられる感じ、いいアルバム…

 

   お次はMY LITTLE LOVERのファーストアルバム『evergreen』。桑田 佳祐、サザンオールスターズミスチルの音楽プロデューサーとして成功を収めた小林 武史自身がメンバーに参加し、満を持して手掛けたグループMY LITTLE LOVER。当然、ファーストアルバムからメディアでは話題となり、爆発的に売れました。
 私はミスチルを好きになったのは同年代では遅い方で、周りがざわざわ、カラオケでみんなが歌い出して、知り、さらに時間が経って好きになりました。しかしながら、MY LITTLE LOVERは聴いた瞬間からズドンっ!と撃たれました。まさに子供の頃、初めてロックを聴いた時や、それから洋楽のハードロックを聴いた時のような、まさに「ズドンっ!!」、ポップを聴いて「ズドンっ!!」当時、貧乏大学生でしたが、すぐさまアルバムを買いに行った記憶があります。
 どう表現したらいいのか…いいんです。なんとも言えないピュアな感覚、ちょっとおませな少年少女のような気分にさせてくれる音楽。聴いていてなにか楽しいことがありそうなドキドキ感や隠しだてのない切なさのある音楽。実は私的にはこのアルバム、洋楽も多くのアーティストを知ってますし好きですが、ポップ部門世界ランキング第1位のアルバムです。それくらいの感覚や新鮮さを未だに感じさせてくれます、今でも普通に聴いています、車の窓を開けて、風をうけながら聴くのが好きなアルバム。


 そしてこの2枚のアルバムは、私にもう一度邦楽を聴く気にさせてくれた偉大なアルバムなんです。それくらい一時、洋楽に夢中過ぎて、「日本の音楽なんて音楽じゃねー」と今となってとてもこっ恥ずかしい感情を浄化してくれた素晴らしいアルバムです。

結構語ってしまったので続きは後日に。