音色のある部屋

音楽・ギター好きのブログです。

自分的、邦楽ベストアルバム6選!!パート2

 齢46歳の私が選ぶ邦楽ベストアルバム6選の続きです。さあ、参りましょう!

 次の2枚はこれ!

 上:氷室 京介 アルバム名:FLOWERS for ALGERNON
 下:布袋 寅泰 アルバム名:GUITARHYTHM

 3枚目は日本の音楽の至宝『BOOWY』のヴォーカル:氷室 京介のファーストアルバムFLOWERS for ALGERNONです。
 私はどうなんでしょう?BOOWY世代とは言えないのかもですね。なぜかというと
BOOWYを聴き出した時、もう解散していたのです…そもそもBOOWYは名前は知っていましたが聴いたことはなく、小学生の頃、レコード大賞で入賞していたのですが、司会者が「残念ながらBOOWYは先日解散したため、どうたらこうたら・・・」とアナウンスされ、ふ~んと興味を持ちそれから何か月か経った後に、最初に聞いたのはそれこそ、実質の最後のアルバム『LAST GIGS』からです。そこからどんどんさかのぼって全てのアルバムをテープにダビングして聴いて、中学時代は友達と昼休み歌詞カードを見ながら歌っていました、部活のテニス部では、友達と「俺、氷室」、「俺、布袋」とテニスラケットをマイクとギターにして、ライブの真似して遊んでました。それと並行して、この2枚のアルバムもすでにリリースされており、どちらかと言えば先にこの2枚を聴いて、どんどんBOOWYの過去にさかのぼる旅に出発していきました。
 さて、氷室 京介『FLOWERS for ALGERNON』なんともス・テ・キ。ほんとにス・テ・キ。彼のルックスも声もすべて最高!憧れです。私がさまざまな音楽を聴いてきて、自分の中で流行り廃りを経て、最終的には氷室さんが一番好きなヴォーカリストとしたという理由もさることながら、やはり今聴いてもいいと思うアルバム、『ロックのカリスマ』降臨って感じです。
 基本姿勢はロックですがポップ要素もしっかりとあり、それを氷室さんがなんとも男らしくセクシーに歌う。BOOWYもそうですが、ロックとはいえポップ的なんですよね。だから疲れないし飽きない。若くギラギラしていた時は、起きてすぐ、そして一日中ヘビーメタル聴けましたけど、それは今や遠い昔の話。今もバリバリハードロックやヘビーメタルは好きです。だけどアルバム通して聴くと疲れることもしばしば。だけど、このアルバムは気分よく聴けます、基本疲れることはまずありません。このアルバムを聴くことに気が進まない時は、私が病的に疲弊している時です笑
 そして驚異的に凄い事は、すべていい曲と思えること、これは本当に凄い事です!国内外問わず、何百枚と音楽アルバムを聴いてきましたが、自分の中ですべていい曲と言えるアルバムは恐らく10枚ないのでは、下手をすると5枚ないのではと思います。それくらい完成度の高いアルバムです。一人カラオケなら最初から最後までアルバム通しで歌っても気持ちいい~と思うこと間違いなし。とにかく聞いて欲しいし、この当時のライブ、めちゃくちゃカッコいいんです!YOU TUBEなどで探してみて下さい。

 さあ4枚目!布袋 寅泰の『GUITARHYTHM』、BOOWYのギタリスト布袋さんのファーストソロアルバムです。
 これも氷室さんのアルバムと同時期に聴き出しました。というのも2枚とも幼馴染のお兄さんにダビングしてもらったから。こちらの感想は「かっけーー!(かっこいいーー)!」でしたね。氷室さんのアルバムはBOOWYに路線が似ていたような感じもあり、凄くドンずばで受け入れやすい感じでしたが、布袋さんのこれは完全な進化系、新しい感じ、デジタルロックの到来でした。しかもこちらもポップ要素も合わさって聴きやすいんです。ギターのリフ、ソロ、抜群のセンス。これで私はギターを始めました。その当時、何年後かにこのアルバムのバンドスコア(楽譜)も手に入れましたが、全く弾けませんでした笑
 そしてこのアルバムは、当時の私には未体験だったプログレッシブな要素がふんだんに取り入れられていて、新鮮さとカッコよさと聴きやすさでノックアウトされました。
 ロックンロールをバリバリデジタルロックに変えたり、ギターがあまり入らないインストの曲があったり、ちょっとマイケル・ジャクソンのスリラーもどきがあったり笑、管弦楽も入れた壮大な長編作があったり、アルバムジャケットを見てもらってお分かりのように、芸術的、前衛的、実験的要素がとても強く、しかもメロディーはキャッチ―、良くならないはずがない。でもなかなか誰もしなかったし、出来なかったことをやってのけたんだと思います。布袋さんはその後2,3枚目のアルバムでも常に実験的、前衛的な要素を取り入れた楽曲作りにチャレンジしています。
 そしてアルバム『GUITARHYTHM』、こちらも全ていい曲です!お世辞抜きに!先に紹介した2アーティストのアルバムは、正直、スキップしてもいい曲があります。氷室、布袋さんのファーストアルバムは本当に全ていい曲なんです!スキップする気がしません。こんな2人がいたBOOWYがどんなに凄いグループであったかが容易に想像出来ますし、納得ですね。若い人たちに誰か紹介してーーーーと思う2人のアルバムでした。
 今日はここまでにします、続きはまた近いうちに。