音色のある部屋

音楽・ギター好きのブログです。

自分的、邦楽ベストアルバム6選!パート最終回

 本日も早朝ポスティング、住宅街のポスティング。歩いて歩いて、誰だ?みたいな目でみられてヘコんで、疲れて、またよくない考えがよぎってはかき消して、歩いて、歩いてポスティング…

はい!低いテンション終了!切り替え!

 齢46歳の私が選ぶ邦楽ベストアルバム6選の最後。1回のブログでササッとやるつもりが、3部作となってしまった…

 さあ、まいりましょう!最終の2枚はこれになります。

 上:TM NETWORK アルバム名:CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991
 下:REBECCA アルバム名:REBECCA Ⅳ ~Maybe Tomorrow~

 5枚目は、一時期はこの人のプロデュースした曲がメディアで流れない日など皆無というくらいの大人気超大物プロデューサー小室 哲哉さんが最初に組んでいたグループTM NETOWORKの6枚目のアルバム『CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991』です。

 TM NETWORKは私は小学生の頃から大好きで、たぶん初めて真剣に惚れて聴いた男性アーティストと思います。好き過ぎて写真集買いましたから笑 当時、とにかく洗練されていてカッコよくて、メロディーも最高で、音楽もバリバリデジタルでオシャレなグループってイメージでした。メンバーのあの髪型を真似したかったけど、くせ毛で上手く出来なかった…泣 

 最初に出会ったTM NETWORKの曲は、我ら世代のど真ん中ソング、アニメ『シティーハンター』のエンディング曲となった『Get Wild』でした。今までに聴いたことのないゴージャスでカッコよくて、オシャレな感じに度肝を抜かれました。デビューしてからは結構経っていたので、そこから過去のアルバムをさかのぼっていきました。私のさかのぼり聴き初アーティストです、レンタルしてきたアルバムを最初に聴く時のなんともいえないドキドキ感、楽しかったなぁ、音楽って本当に人を豊かにしてくれますよね。
 
 数々の名盤を制作してきた彼らの中で、私的1番のアルバムが今回紹介する『CAROL A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991』です。ウィキペディアの引用で説明すると、少女「キャロル・ミュー・ダグラス」が異世界で盗まれた「音」を取り戻すという内容のストーリーをモチーフとしたコンセプト・アルバムとなっている…だそうですが、そんなこと知らなくても本当に物語を連想させてくれる素晴らしいアルバムです。結構、さまざまなアーティストがこのアルバムは一つの物語のように制作しましたってあるけど、聴くと「そう?」って感じることの方が多い中、このアルバムは本当にストーリーがあるように感じます。こんな内容のストーリー、ではなくストーリー感といいますか。ただ、音楽アルバムを聴いているのではなく、1曲ずつにもストーリーを感じ、それがさらに凄く上手く展開していって大きな物語となっているような感覚といいますか。そして、各曲の完成度、成熟度が高く、メロディーも最高、スキップしたくなる曲は1曲もない、これも大変希少なよいアルバムです。
 
   今でもふとカーステレオで流したくなります。ストーリー性があるから、旅行の時とかにも流したくなるかな。ちなみこのアルバムには、B'zの松本さんが、エレキギター担当で参加しています。それを意識して聴くと、ギターの音、まさに初期のB'z松本サウンドです。結構同世代でもスルーしてる人も多いTM NETWORK聴いてみて下さい。若い人からすると音の感じが古く感じるかもですが、メロディーや楽曲、宇都宮さんの歌声は本当にいいので聴いて欲しいアーティスト、アルバム。


 さあ、最後のアルバムです。REBECCAの 『REBECCA Ⅳ~Maybe Tomorrow~』
REBECCA(以下レベッカ)の4枚目のアルバムで初のオリコン1位、当時のロックアルバムとしては異例のミリオンセラーを叩き出した作品です。


 今回の6アルバムの中では一番最初に好んで聴いていたアーティスト、小学校高学年時代ですね。大人の女性、そして大人の音楽に憧れ始めた自分にはスッと受け入れられのでしょう、ロックとはいえかなりポップ路線のノリのいい音楽、女性ヴォーカルNOKKO(ノッコ)の歌声が大好きでした。ここから私の女性ヴォーカルの音楽探しも始まり、渡辺 美里、中村 あゆみなどに展開していきました。


 今回きりよく5選にしていたのに、なぜに6選にしたか。加えたのはこのレベッカのアルバムです。このアルバムはあくまでも私の嗜好ですが、先述した5枚のアルバムには敵いません、スキップしたくなる曲もあります。でもなぜ入れたか?犯人は・・・NOKKOだー!ってNOKKOさんごめんなさい笑。そうなんです、この内容を考えて、さあ、書き始めようと思った時期に見てしまったんです、当時のレベッカのライブを。しかもこのアルバムの中で一番好きな曲『Private Heroine』のライブ映像を。


 現在では簡単に誰のライブ映像も観れますが、それこそ20年前でも一部のアーティストが製品として出しているライブしか観れませんし、あっても値段が高い。当然、30年以上前のアーティストの全盛期ライブ映像など観れるわけがないので探しもしない。探そうという発想にも至らぬまま風化していました。レベッカを再度聴きだしたのはこの1年以内で、ふとライブ画像が目に付いたんです。そしたら・・・・・上手い!凄い!ヤバい!本当に上手い!時代的に考えて異次元に上手い!いや、現在でもここまで歌える女性ほとんどいない!


 私、実は若かりし時代、プロミュージシャン(ヴォーカル)を目指して鍛錬しておりましたので、普通の人よりはその人の歌唱力は深く分析出来ます。NOKKO(凄すぎてもう呼び捨て)歌唱力抜群、そしてパフォーマンスもこんなにパワフルとは…音域、リズム感、声質と表現力、そして声量や純粋な体力、少々音ずれようがそれすら表現とする勢い、ヴォーカリストの全てが揃っています、国宝クラスです。ぜひ、見て欲しいのでリンク張っておきます。
REBECCA Private Heroine ライブ
 はぁ~、ようやく終焉です、結構時間掛かったなぁ。

追記:映像探していたら、こんな素晴らしい動画に出くわしました。自分の現在の境遇もあるのか、涙が止まりませんでした。はぁ~、精神的に疲れてるのかな…
30歳クリスが歌う“イマジン”